獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200412-234

Re 癲癇の治療
投稿日 2004年12月28日(火)01時50分 投稿者 田口正行

あつもんさん、初めまして獣医師の田口と言います。
臭化カリウムは発作の治療に使用していますが、これまでそのような副作用は経験していません。
過剰投与による血中濃度が高くなり過ぎているのでしたら、日本国内でも動物病院向けの検査センターで 臭素の血中濃度の測定が可能です(つい先日手紙が来ました)ので、確認出来ます(時間はかかります)。

僕はむしろ、この年齢からの発作であることが問題だと思います。
通常の癲癇発作では、1〜3歳までに発作が起こる場合が多いとされていますので、もしもこの子が9歳からの発作であれば、症状に発作を伴った病気の可能性が高くなります。
例えば、脳炎や脳腫瘍、肝性脳症などです。
可能であれば、MRIなどの脳の画像診断を受けられる事をお勧めします。

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