＞　こうへいさん

いえいえ、気を悪くしたようなことはありません。誤解させてしまっ
たのであれば、かえって、恐縮です。

どこの大学でも、牛や豚には触る機会はあるのではないかと思います。
たぶん、犬にも触れると思います。
でも、猫となるとわかりません。私の大学では猫に触れる機会はありま
せんでした。
それでも、これらの動物に触らないで卒業しようと意図すれば、それも
また可能かもしれません。教官や実習の担当者にどのような人がいるか
にもよりますし、在校時と卒業してから日にちが経っていれば、それも
定かではありません。

大学を卒業して、獣医師となってしまった者からみれば、大学でどの動
物に触れることができるかは、あまり意味がありません。
診療を志す者にとっては、どこの大学であろうと不充分でしょうし、非
診療者であれば対象動物だけで事足りる話です。

私が言いたかったのは、どこの大学ではこうこう、あちらの大学でまた
こうだっと引き比べて言及できるほど、その差異にこだわって記憶して
いる方はいないのではないかということでした。
自分の母校についても、卒業して日時が経ていれば、どのように変わっ
ているのかは分かりません。１６の大学の卒業生が、それぞれの大学に
ついてレスして下さるというのは、かなり難しい事のように考えられる
のです。
どのみち、大学を卒業しただけでは、いわゆる「獣医師」ではありませ
ん。どこの大学を卒業しようとも、国家資格としては同じですし、そこ
から先の勉強は、大学のブランドではありません。
誰に何を学んで、どのような獣医師を目指しているかです。問われるの
は個人であって、大学でどれだけの動物に触れる事ができるかというの
は、比重としては相当に低いことのように思われるのです。
ですから、どこの大学でも良いではないかと考えている方が多いのでは
なかろうかと思うのです。