獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200510-118

みぃさんへ
投稿日 2005年10月20日(木)19時17分 投稿者 パールちゃん

目薬を差すときは目薬を持っている手を見せないことが大切です。そのためにはまず目薬を手のひらの中に隠して持ちます。そして、犬の顔の前から目薬を持っていくんじゃなくて、犬の後頭部のほうから目薬を持った手を進めてその手を犬の頭の上に置きます。「なんにもしないよー、なぜなぜするだけだよー」っていう感じで。2〜3度なぜなぜしたあと、犬の頭に置いた手でおでこの皮膚を後ろにずらすように数センチ押します。そうすると皮膚が引っ張られて目がパッチリ開きますので、その瞬間にポタッと目薬を垂らせばOK。目薬を持っていないほうの手で犬のアゴを支えて少しだけ上を向かせると的をはずさずに目薬を差せます。
コツは犬の頭に置いた手を離さないことです。目薬を持っていると手はゲンコツの形になりますが、その手で頭をなぜなぜしたりして犬をリラックスさせて・・ポタッです。
差したあとも目薬は見せないようにして、「いい子、いい子」してあげてください。なんかされたけどなにがなんだかわかんないうちに終わっちゃった、と犬が思うくらいにスムーズにやると毎日の目薬も苦になりませんよ。

もしも失明しちゃっても人が思うほど犬は困りません。耳や鼻や体にふれる感覚を使って不自由なく暮らせます。ですから視力を失うことをあまり恐れないでくださいね。

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