獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200511-79

避妊手術の時期について
投稿日 2005年11月8日(火)22時26分 投稿者 けりーずはうす

避妊手術(今回はメス限定です)の時期は獣医師によって見解が分かれるところですが、メリット、デメリットの観点から説明しますので、あとはご自分たちで決定してください。ちなみに最近は避妊手術とは卵巣および子宮摘出術を指すことが多いです(これも意見が分かれるかもしれませんが)。まずメリットについて。発情期が来ない、そのため
発情に伴うさまざまなストレスからオーナーさんも犬自身も解放される、子宮の病気にならない(子宮がないので当然ですね。)、初めての発情期を迎える前に施せば乳癌予防にもなります(これは最近のデータです)。デメリットについて。肥満しやすくなる(必ずではありません)、問題行動を抱えている犬ではさらに悪化すると言われています。
だいたいこのくらいでしょうか。また、質問にもありました元気がなくなるというのは
ない、と断言していいでしょう。もちろん、手術後2−3日痛みを訴えるケースがありますが、その場合は鎮痛剤を処方します。たいていはこんなに元気でいいのですか、傷口開きませんかといわれるくらい元気で退院しますよ。
以上のことをご参考に検討ください。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:「ペット用品販売」「犬の快癒整体」OrangeCafe様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。