11才になるまで大切に育ててこられたと思います。
大型犬は目指せ10才、それから後の犬生は神様からの贈り物とも言われますね。
それだけ残された時間は、今まで生きてきた時間よりずっと少ないのですもの。

けりーずはうす先生からお返事がありますが、飼い主の立場からご参考までに。
吠えるからには必ずなにかしら飼い主に訴えていることがあります。
今まで飼い主の都合に合わさせてきたから、老後は飼い主が犬の時間に付き合うくらいの気持ちで、若い犬と違って年をとった犬に「ダメ・イケナイ」と教えなおすより、「ダメ・イケナイ」と言わさせない環境作りが双方のストレスにならないと思います。

吠えた時の状況だけでなく前日までに何か生活環境の変化が無かったですか。
寒くてお散歩が満足できてなかったとか、前日までの飼育環境は変わったことはありませんでしたか。

もし、寂しくて泣くのであれば寝所を飼い主さんの息づかいが聞こえるような場所に移してあげて欲しいな。と思います。
自分の目が届く場所に犬がいれば安心ですし、犬も安心できますから。

少し、気になったのが室内温度とトイレです。
年末から今年に入って本当に寒いですね。
玄関に寝る場所があるとのことですが、玄関先などはすきま風などで寒いように思いますが環境は如何でしょう。
私たちが暖かいと感じても、足下は寒いこともあって、体が冷えると関節が痛むこともあります。
毛皮を着ていても寒い場合に、動くこと（＝おさんぽ）で体温を上げようとしたいこともあるでしょう。
玄関先が寒いようであれば、段ボールなどを利用して直接冷気が床から来ない工夫などされても良いと思います。

外に出たワンちゃんはどうされていましたか？
オシッコがしたかったのではないですか？
人間も寒かったりすると夜中にトイレに行きたくなります。
オシッコを我慢して膀胱炎になることもあります。

犬の具合が悪いと飼い主が見た目に判る時は、すでにかなり悪化しています。
病気が隠れていることもありますから、老犬に限らずいつもと違うと気になることは、早め早めに掛かり付けの獣医さんに、ご相談をされると良いと思います。