獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200605-95

以前、猫の便秘で書き込んだ者です。
投稿日 2006年5月9日(火)19時27分 投稿者 kii

2月ごろ、便が出にくいので病院に通って、開腹手術寸前で、便が出て手術は見送り・・
と言うことになり、一時的に快復したように見えてたうちの猫は、4月半ばほどから急変し、急激に痩せ始め、今日の午前1時ごろ、別の病院で処置中に、亡くなってしまいました。

夕方、火葬をしたとき、火葬場の人が、「黒く焼け残っている部分は癌だよ」と言いました。
頭にも癌(火葬場の人が言うには・・)らしきものがあり、体のあちこちにありました。
特に腸付近には大きな丸い、卵のような黒い塊。
最後には、体重が半分ほどになり、筋肉もほとんどなくなっていたのに、毎朝私を起こしに来てくれ、毎回ご飯をおねだりして、必死に生きようとしていました。

悲しくて悲しくて、仕事中も涙が出てしまいました。
どうしておかしいと思った2月に病院に連れていったのに、お医者さんは分かってくれなかったのだろう?
レントゲンもして、血液検査もして、点滴も、バリウム検査も、お医者さんはいろいろしてくれたけど、
私の後押しはしてくれなかった。開腹して癌が早く見つかっていれば、もしかしたらもう少し長く生きていてくれたかもしれない。
お医者さんのせいにはできないけど、やはり、若くて経験の少ないお医者さん、
患者さんに十分自分の診察の考えをいえないお医者さんは、信じられない・・そんな風に思いました。
診察室はきれいで、近代的な診察機械があっても・・・
悲しくて、悲しくて、たまりません。

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