獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200607-80

兎の治療中における死亡について
投稿日 2006年7月9日(日)20時27分 投稿者 ミユ

10歳になる高齢兎です、5月27日まで便・尿も出ていました、しかし翌28日よりは
フェレット・人参・林檎を与えても口にしませんでした、29日はゲージの中にいて全く
動かない状態でした、ゲージの中ではゲージの網の隙間に鼻を突っ込む姿勢で何処かに
痛みが有るのか何か辛そうに見えました、その内口の中で沢庵を噛む様なポリポリという
音がし断続的に歯軋りの様な動きを始めました、体全体が冷えていて耳も冷たい便・尿を
したいのか盛んに腰を上げるポーズを何度も繰り返す、座り方はお尻を下げないで人間で
いえば正座をしている感じ、目は痛みのせいなのか普段ならば午前中はウトウトと眠って
いるのにパッチリと見開いている、食事はバナナ・プチトマト・チンゲン采・パンのミミ
を各ほんの少し食べた、30日は昨日より体温が上がり少し落ち着いた感じ食事は昨日と
同じ程度で少なめ、その後動こうとしてうまく姿勢がとれないのか動いてもクルクル周る
様な行動を取っている、31日クルクル回る行動が一層激しくなり、それと同時に自分の
体を支えられないといった感じとなった、6月1日ここ2日間のクルクルまわる行動等で
体力を消耗したのか目は虚ろでグッタリとした感じ、食事は摂れないのではと思っていましたがチンゲン采を3枚食べました、ここ数日は呼吸は苦しいそうな感じはしませんでしたが、今までより鼻をピクピク動く感じが、健康な時より少なくなった気がした、便は食事の量が少ないせいか殆どしませんでしたが、尿は普通に出ていました、しかし匂いが
いつもより臭く感じました、数日間の兎の状態が思わしくなく辛そうに思えたのでいつも
の動物病院へ連れていき今回の事が起こりました、病院へ連れて行き獣医さんとの問診後
レントゲンを撮る事になり結果として撮影写真に白い部分が有り膀胱に砂状の物が詰まっているとの説明をうけました、それが今回の全ての原因との説明では有りませんでしたが
取り除く事が必要で有る旨の説明をうけました、治療開始後15分後位と思いますが、先生が兎を抱え蘇生させながら診察室に戻ってきて容態の急変を知らせにきました、その際
既に兎は死んでいる様に思えました、兎がここ数日間体調が明らかにおかしい事は判っていましたがこれ程の事になるとは思ってもいなっかた為驚きました、担当の獣医の先生は
「やり過ぎたかな」と一言口にしていました、もし今回の治療をしなかったとしたら後
どのくらい生きて居られたかの質問をしたところ2日・3日との返答でした、兎はストレスに弱くましてや高齢・容態がおかしい事を考慮すれば予め治療に対してのデメリットの説明等がほしかった、また残り2日・3日という事を考えれば痛い思い・怖い思いをさせず静かに逝かせてあげたっかたと思い悔やんでいます、問診時における獣医とのやりとり
の時飼い主として冷静に状況を判断し獣医との打ち合わせを行えば良かったと後悔しているのと合わせて獣医より高齢兎である事他状態が不安定というところから積極的な治療については行わない方が良いのではないか等説明がほしかった、今回の事について悩んで
います、この文面を何方かが見られたらご意見・ご相談させて頂ければ幸いです、文面を
纏めたつもりですが長くなり申し訳ありません、宜しくお願い致します
     埼玉  ミユ

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