獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200611-133

けりーずはうすさま ねこの肝不全その後
投稿日 2006年11月20日(月)23時15分 投稿者 もこねこ

10月末にアドバイスをいただきながら、その後ご報告が遅くなりすみません。
現在やっと回復の途上にあると信じられる状態にまでになりました。
前回の投稿の翌日、病院に連れて行く途中、前日も病院に連れて行く様子を見ていた知り合いから別の病院を紹介され、結局それからずっとそこで治療していただいています。
当時体温が34度とかなり衰弱して失禁している状態でした。アドバイスをいただいたとおり、できるだけの治療を希望していることを伝え、詳しい検査や麻酔による流動食などをお尋ねしました。新しい先生は、「動物の治療には限界があるし、飼い主の経済的負担を考えつつ行う。原因や助かるかどうかを考えるより、今してあげられることをしてあげればそれでいいではないですか」と言われました。腹水がずいぶんたまっているとのことで、点滴と利尿剤と強肝剤、抗生物質の注射に10日ほど続けて通いました。今は、腹水もほとんどなくなっているとのことで1日おきに注射をしながら抗生剤と強肝剤を服用しています。けりーずはうすさまの「食べるのが大事」のアドバイスどおり、無理にでも口に押し込むと回復の方向で、1日に4回ほどA/d缶を押し込みました。それでも1週間で1缶分程度で、1回サボると、とたんに弱る状態でした。現在は普通のねこ缶を標準の1/4ほどですが、自分で食べるようになりました。(A/d缶はどうも嫌いのようです。)ただ、まだ抗生剤を止めると39.8度など発熱するため、今だ本当に安心はできないかなと思っています。
現在の病院ではまだ血液検査等は受けていません。前の病院ほど設備も整っておらず、患者の勝手な言い草ですが、最初にここに来ていたらたぶん不安になっていたと思います。
ただ、こちらの気持ちをまっすぐ伝えたこと(半べそ状態でした。)を先生がしっかり受け止めて一生懸命治療してくださったおかげだとほんとに心から感謝しています。
最初に見ていただいた先生も検査結果も丁寧に説明していただいて、けっして不信感があったわけではありません。ただ、病状の悪化があまりにも急速で、やはり、あのまま助からなかったら、後悔していたと思います。
大学病院に紹介してもらうというのも、地理的にも時間的にも無理だったと思います。その意味でセカンドオピニオンなり、先生へ希望を伝えるというのは重要な要素だと思いました。
まだまだ完全に元気になるには通院が必要だと思いますが、覚悟をしつつも、希望をもって治療を続けたいと思います。ありがとうございました。

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