獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200611-56

re: 陰部から腫瘍?
投稿日 2006年11月8日(水)15時28分 投稿者 プロキオン

これは、やっぱり実際に診察してみる必要があるでしょう。

肛門周囲の疣状態物というものでも、パピローマもあれば、肛門周囲腺腫もあります。
形成された部位が同じような場所であっても、できているものが同じということにはなり
ません。

私の経験でも、陰部に形成された鶏卵大の腫瘍もありましたし、膣内から露出した腫瘍
(チャボの卵大)もありました。上皮に由来している場合もありますし、皮下の結合組
織由来で肉腫になってしまうものもあるでしょうし、これらは、実際に病理組織検査を
してみないと正体はわからないでしょう。
小さなものなら、いきなり切除でも大した出血にはならないのかもしれませんが、私の
場合ですと、有茎皮弁移植が必要だったり、陰部切開をしての摘出だったりで、出血に
は気を使うことになりました。

まず、正体を知ることが大切ですね。子宮由来であれば、平滑筋腫のようなものが想像
できるのかもしれませんが、ブヨブヨした感じという表現がそぐわないようにも思いま
す。もし、そうであれば、粘膜由来なのかもしれません。
いずれにせよ、正体が分からなければ、処置が適切なのか否かは、議論になりません。
分からない時には、より慎重に事をすすめた方がよろしいでしょう。

もし、平滑筋腫で表面の粘膜が糜爛を呈していたものであれば、膣内だけでなく、子宮
のチェックも欠かすことは出来ないと思います。

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