獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200612-113

re: 出産経験の有無
投稿日 2006年12月20日(水)16時58分 投稿者 プロキオン

まずは、前の飼育者に確認していただくの一番です。外観上、分娩・哺乳経験があるであろうと判断できる場合もありますし、判断しがたい個体もおります。
ただ、性格から判断するようなことではないと思います。性格は性格ですので。

>以前飼っていた犬に比べ皮膚のたるみが多くお乳が大きいため、家族で頭をひねっております。

これは乳頭が大きいということを意味しているのか、乳房が大きいということなのか、その部位の皮下脂肪が蓄積しているという意味なのか、こちらでは分かりかねますね。

>せっかく慣れてきたところなので、出産経験があれば避妊手術で痛い思いをさせなくても良いかと思っておりますが。どうぞアドバイスをいただけますようよろしくお願いいたします。


出産経験があれば、避妊手術しないということは、最初の方で言われている避妊手術したいというのは、何を目的としていることになるのでしょうか?
すでに避妊手術が済んでいるのであれば、あらためて開腹して確認するのは、かわいそうな気がするというのであれば、理解できますが…。

おっしゃられている将来的なトラブルというのが、「子宮蓄膿症」や「乳腺腫」ということを想定していらっしゃるのでしょうか? 子宮や卵巣が存在していれば、これらの可能性はそのまま残っていることになります。
妊娠による卵胞ホルモンの暴露中断や、分娩による子宮粘膜のリセットということは、予防という意味では期待するべきことではないように考えますが。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。