獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200702-117

Re:Re:猫の乳がん
投稿日 2007年2月15日(木)19時43分 投稿者 mie 

プロキオン先生
 ご回答ありがとうございます。プロキオン先生が申されているのは、私が主治医の先生から聞かされてきた粉瘤とか乳腺炎という診断や、患部を切り取って検査すると肺などに散らばって3ヶ月で皆死んでしまう、検査も手術もしなければ例え肺に転移しても原発性でないから増殖が遅く中央値3年、高いQOLで生きることができるという説明は獣医学的にありえない話だといわれているのではないかと思いました。確かに乳腺炎でなく乳がんでした。中央値3年生きるという説明には程遠く、肺に転移したといわれてわずか27日でこの世を去りました。QOLも大変悪い状態でした。粉瘤に穴があいた時も主治医の先生は数日すればコロリと出てくると説明しましたが、だんだんぐちゃぐちゃになり血がぼたっとたれ、いつも患部から血のにおいがするようになりました。食べなくなった時はクロロマイセチンで肝臓を悪くしたため、このことが原因で心因性の食べない病になったと説明しました。肺への転移がレントゲンに出た時、主治医の先生は悪いものが写ったと一言いいました。あとは特に説明はありませんでした。それでも2、3年は生きると信じ、私を12年間も支えてくれている愛しい猫を抱いて帰りました。しかし、もう二度と通院すること無く死んでしまいました。人の命と違い獣医療では猫の命はこのような粗末な扱い(言葉が悪くすみません)が普通なのでしょうか。他の猫も皆同じなのでしょうか。それならばあきらめるしかないと考えています。

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