獣医師よりも一般の犬の飼育者の方がどのようにとらえているのかの方が良いのかなと考えておりましたが、レスがまだないようですので。

＞こういう子ってどれ位いるのでしょうか？

所謂「狼爪」が残っている犬は、日常の診療では普通に見かけます。飼育されている犬は柴犬ということでしょうか？　柴犬ではあまり見かけませんが、甲斐犬では多く見かけます、中には５本の爪ではなく左右とも６本ある個体もおります。
で、この６本というのも、日本犬に限ったことでなく、シェルティーでもいました。

＞ブリーダーさんから譲って頂いたのですが、一種の奇形に当たるかと思いますので、
うちの子の繁殖はもちろん諦め、
またブリーダーさんには同じ両親での繁殖をやめてもらうなどの対応をして頂いたほうが良いのでしょうか？

私はとくに奇形とは考えておりません。指の数ということであれば、こちらの方が本来の数だと考えておりますし。豚や牛であれば、指の数は異なりますが、もともとの数ということになると本来というか、先祖はもっと多かったと考えられておりますし、馬なんかではそれが高じて中指１本で立ったり走ったりしているわけですよね。犬も速く走るためにはつま先（指先）で走った方がよいということで手のひらを着地させない歩行になってきたので、退化の過程にあるということになるのではないでしょうか？

また、マウンテンドッグになりますと、狼爪が残存していてもよいことになっているそうです。