意見交換掲示板 2007年12月6日(木)11時53分

＞近くに小動物を安心して預けることのできる病院はありません。
私達に出来ることは何なのでしょうか。

私は、遠くてもスナネズミを診察してくれる動物病院に行くことだと思いますね。

スナネズミは、実験動物という側面がありますが、なにも分かっていない状況で弄繰り回されるのは嫌だと思うんですよね。
「腹水」と判断して、これを抜きたいのであれば、せめて近くの病院でレントゲン撮影をして確認してください。私達、臨床医でも犬や猫の腹水を抜こうとして虚脱に陥らせてしまうことはありますよ。抜き方加減を誤ると、かえって死期を早めることにも繋がってしまいます。
ここは慎重であることの方が良いと思いますし、レントゲンで腫大した腎臓が写ってくるということもあるかもしれません。そうなれば、アプローチは違ったものになってきます。
今、他の可能性をすべて捨ててしまって、腹水を抜くにいたる根拠があきらかではありません。かかる情況であれば、背中を押してあげるわけにはいかないのです。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー