獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200804-135

命の大切さ
投稿日 2008年4月29日(火)21時59分 投稿者 もも

10歳のパグ犬。糖尿病があります。下瞼に出来物、で眼科に。その際目には関係ないのですが、甲状腺ホルモンの検査を強力に勧められ、受けた。結果の連絡先として、携帯の番号も聞かれた。結果基準値内0.6であったが、「低いので、補充すると元気になる」と強引にホルモン治療を勧められ受けてしまった。インスリンは、従来の主治医は薄めたものを使用していたが、原液で、3単位でコントロール開始。70台に下がってしまったため、朝2単位、夜1単位とする。(1/12)この日から甲状腺ホルモンも投与。朝から水の多飲。7回の尿糖は全てマイナス。夕方嘔吐。夜、長い痙攣。1/13足が萎えて倒れこむ。家で砂糖水与え、病院へ。(血糖値133)点滴(ビタミン剤とガスター)して帰宅するが、回復せず。翌1/14朝血糖値17で、昏睡。獣医は「治療の全面的見直しが必要ですね。インスリンは1単位でよかったし、甲状腺ホルモンは半分で良かった」と言う。しかし血糖値が17まで下がった事の原因は説明されず、「白血球が多いので、どこかわからないが炎症を起こしている」として、チエナムの点滴始まる。これにより肝臓が悪化する。2時間おきのグルカゴン静脈注射をするが、50,40,60台と安定せず。血糖コントロールができなくなってしまった。代謝異常を起こしていた。夕方には「今日がヤマ。昨日もヤマ。ストレスが強いので家に帰った方が良い」と言う。家はタクシーで30分かかる。血糖値は、100に達することはほとんど無く、亡くなってしまう。インスリンを変えるリスク(インスリンコントロールの失敗=低血糖)甲状腺ホルモン投与のリスク(代謝異常)の説明はない。更に、悪化後の対応の遅れが死につながったと考えます。アドバイスをお願い致します。どうぞ宜しくお願い致します。




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