獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200805-1

Re:眼振その後
投稿日 2008年5月1日(木)00時08分 投稿者 チーママ

3日たっても薬に反応しないと、とても心配になりますね。
ステロイドは必要か。これに関しては、獣医師ではありませんので、必要・不必要に言及できる立場にはありません。
でも、参考サイトの相談掲示板を見てくださると判る事と思いますが、「ステロイドの投与を止めると、眼振・平衡傷害が再発する子が少なくない」と言う経験をなさっているので、神経症状には必ず使っているようです。
フェンベンダゾールはEZに直接働きかける薬ですが、神経症状を改善する薬ではないと思っています。つまり原因となるエンセファリトゾーン・カニキュリを殺してはくれるが、神経症状を起こす元となっている神経のケアはしてくれないという事です。
発症初期で、カニキュリの活動が収まれば神経症状が治まる程度の神経損傷なら、フェンベンの投与だけでも改善する事もありますが、それ以上なっている場合は神経をケアする必要があるのではないでしょうか。
だから、神経症状の元である傷ついた神経を保護する為に、ステロイドが必要と理解しています。
ただ、パスツレラであった場合は、パスツレラが活発化する事もあるので、獣医さんはそのあたりの心配もなさっての事かもしれません。
獣医さんのご経験やお持ちの情報によって、治療方針も違うと思います。
良くご相談になっては、いかがでしょう。
フェンベンだけでは症状の改善がない場合には、ステロイドを処方するおつもりかもしれませんね。
また、参考サイトに直接相談なさってもよろしいかと思います。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。