動物への精神的ケアはけりーずはうす先生がお書きになったとおりです。ささいなことも見逃さずによく観察して、でもそのささいなことにあまり神経質にならず、時間をかけて安心感を取り戻させてあげるのがいいですね。大切に思う気持ちさえ向けていれば、動物たちはいやな記憶を自分自身で乗り越えて「日常」に帰ってきてくれます。
旦那さんには「そんなことをするのは逆効果なんだってよ」と、動物の習性をうまく話をして旦那さんの意識を変えていくのがいいですね。怒ったりして対立すると旦那さんは自分の主義に意固地になってしまうでしょう。「臆病なのを直すんだ」と言うなら、臆病じゃなかったときに誉めてあげる方法を旦那さんに「やってみようよ」と言ってみてください。水飲み場で水を飲めるようになるまで根気よく待って、できるようになったら「お、やればできるじゃん」という言い方を旦那さんから引き出すのです。見守ってくれたからできるようになったんだよと、旦那さんをヨイショしていい気分にさせるのがコツかな?(笑)
末尾ですが、今回の地震お見舞い申し上げます。旧花山村からは大半のペットがヘリで救出されました。避難したペットたち、残っているペットや家畜が「日常」を取り戻すことを願っています。復旧もままならない箇所がまだたくさんありますが、復興に向けて、ペットたちに関する困りごとを見聞きしたらぜひ書き込みをしてください。