獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200901-20

肝炎と悪性リンパ腫の診断
投稿日 2009年1月10日(土)03時39分 投稿者 みけこ

恐れ入ります、少しでも情報が有ればと思い投稿させて頂きました。
宅の三毛猫♀推定9才が昨年10月辺りから急に肝臓値が上がり始めました。1ヶ月でALTが200ちかくALPが100近くと急激な上昇をし、掛かり付けの獣医さんではリンパ腫を疑われました。細胞針では確定診断は出来ず、大学病院で内視鏡検査もしてもらいましたが、その際には腫瘍は検知されず、けれど肝臓値はどんどん上がり、ついに生検に踏切ました。その結果は慢性の胆管肝炎(ステロイドを処方されたので非化膿性と思われます)で、腫瘍細胞はないということでした。5日前からプレドニン服用を始めています。ちなみに最終血液検査の際には(2009年1月5日です)ALT894、AST422、ALP318、T-Bil0.6、でした。しかしながら生検で一応『胆管肝炎』と確定診断が出たのですが、掛かり付けの先生がどうにも腑に落ちないらしいのです。と言うのも何度か細胞針をしたのですが生検前最後にした時、細胞の中にグロブロリューコサイト(すみません、名前間違ってる可能性大です…でもこんな感じの名前でした)という大きな顆粒が非常に多く有って、だから当初悪性リンパ腫を疑っていたのですが、肝炎でそういう症状は見た事がないそうなのです。一応生検で確定診断が出ましたので、胆管肝炎の治療をしてゆくのですが(肝炎にしてもとても楽観視出来ない数値なので…)、どうでしょうか、グロブロリューコサイト?という顆粒が肝炎で増えるというのは症例としてないでしょうか。ネットで調べると一度目の病理検査でリンパ腫の診断が出ず、2度目3度目で出たという話もありました。ステロイドを長く使うと抗ガン剤は効かなくなるとも聞きます。補足ですが生検を担当して下さった先生によれば腸も胃もキレイなものだったと言う事です。それと隠れ膵炎を持っています。1ヶ月程前にリパーゼ検査をした際には正常値でした。
よろしければ見解をお伺い出来ないでしょうか。

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