獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200906-61

動物と人・獣医師とのトラブル回避の方法
投稿日 2009年6月21日(日)02時24分 投稿者 rh

はじめまして。
実は、動物と人・獣医師さんとのトラブルを減らし、日本の動物医療の透明化を目指し、動物問題専門の裁判外紛争処理機関の設立を考えています。
長文になりますが、みなさまのアドバイスをいただければと思います。

この設立に関し、医療過誤裁判をされた方のお話もお聞きしました。しかし、裁判に勝ったからと納得して、その後平穏な生活を取り戻された方はいません。
長引く裁判で、弁護士さんへの費用もかさみ、日本の法律で物という位置づけになるペットへの慰謝料は小額。(現在は少し改善され、家族ととらえられる判決も出ているようです。)何よりも、ミスを主張する飼い主さん、医療ミスであっても認めない獣医師さん。真相がわからないまま、病床のペットを置いての裁判への協力や参加や飼い主さんの精神的負担。私は一番可哀そうなのは、何も話せないペット達であると考えています。飼い主さんのストレスや気持は伝わると私は考えています。

決して獣医さんが悪だと話している訳ではありません。
人である以上、ミスはあるとも思っています。

そして、飼い主さんも慰謝料を求めている訳ではありません。
真相が知りたく、また、ミスであれば謝罪が欲しい方ばかりでした。
しかし、日本の獣医さんのほとんどの方が獣医師会という会によって本当の意見が発せない部分があることも知りました。

私自身も医療過誤ではないかと思われることがあり、セカンドオピニオンを受けたことがあります。
ミスをしたであろう獣医さんに説明を求めましたが、弁護士さんからミスではない!という内容証明が届いて終わりでした。
セカンドオピニオンを受けた獣医さんは、明らかにミスであると話をしてくれましたが、同じ獣医師会に所属している先生のミスを証明することは獣医師会の立場があるので出来ないということでした。

とても残念でした。

そこで、私が設立したい裁判外紛争処理機関とは、法務省の認可の下、トラブルを抱えた方たちに納得のできる話合いの場を格安で提供する機関です。
目標としては、医療過誤と思われる事案があった時に、登録して下さっている獣医さん等に匿名でもきちんとしたアドバイスや意見をもらえることです。
これは、将来、言葉が話せないペット達を安心して診療してもらえると獣医さんの増加に繋がると思っています。
時には、飼い主が誤解している場合もあるかと思うので、それに関しても別の獣医さんからきちんとした説明を受ければ、恨み等が残ることなく解決すると考えています。
法的アドバイスを頂ける法律専門家の協力は揃っています。
また、動物愛護家やボランティア団体さんの協力も得ることができます。
後は、獣医さんです。

現在は、獣医師会に所属されていない獣医さんもたくさんおられると聞きます。
目標としては、全ての獣医さんに協力していただければ、動物医療の透明化に繋がると思います。
獣医さんの協力なしに、この機関の認可はおりないと言われています。

みなさまの意見や、獣医さんからの意見を聞くことができればと思っています。

また、この機関は、医療問題だけでなく、ご近所さんを噛んでしまった等という時にも、トレーナーさんの意見や今後のアドバイスを提供できると思っています。

長文で、乱文ですが、質問等も受付ています。
皆様、宜しくお願い致します。

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