獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200909-25

Re:除草剤・殺鼠剤中毒
投稿日 2009年9月19日(土)10時24分 投稿者 けりーずはうす

こういった中毒物質の症状は摂取直後から24時間の急性に現れることが多く、また毒物を特定する暇もなく
治療にかからなければならないということが、実際の医療現場ではないでしょうか。
毒物の検査結果が出る頃には「ああ、やっぱりそうだったか」と確認をするのだと思います。
特に動物となれば何を摂取したのかは飼い主さんからお聞きするしかなく、猫で外出自由な状態であればなおのこと
症状を見ながら対症療法をするのが実情です。

毒物の中毒症状は摂取した量(致死量であったか否かなど)やそこから治療までにかかった時間などが治療経過を左右します。

おちびさんの猫さんの場合、「ヨロヨロして立てず」といったところから脱水症状からの衰弱、神経症状のように思えます。
なぜ脱水症状に陥ったのかまでは想像するしかないのですが、外にいる猫というのはそれこそ毒物、事故、伝染病など様々な危険に囲まれているのです。
それでも、本当ならば側溝で寂しく人生を終え、朽ちていったはずの猫さんが、おちびさんと出会ったことで
その後も猫さんが存在したことを思い出してもらえるのですから、とても感謝していると思いますよ。

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