獣医師広報板ニュース

災害と動物掲示板過去発言No.0700-201107-14

Re2:「警戒区域の犬ねこに、これから何が起こるか」への反論
投稿日 2011年6月16日(木)15時16分 投稿者 チッチ

ご意見聞かせて頂き、ありがとうございました。
納得出来るご意見が多いのですが、政府から明確な指針が出てこない、それが反って混乱の元だと思えます。

20キロ圏内の動物達を救えと合唱している人達は、何ら具体案をもたず、団体が集まっても、集まって”救え”と呼ばわるだけで、自分たちで幾ら幾らの基金や実働要員を提供できるという話になっていない。
国がその気になれば出来るとでも思っているのなら、随分、やわです。

生活保護受給者数が、戦争直後並に増加した報道もあり、生活基盤を奪われた被災者への賠償が適正に行われるかどうかも危ぶまれる。

どこかで区切って、安楽死措置を実施していかなくてはいけないでしょう。
20キロ圏内の取り残された動物達については、捕獲保護、致死処分するにせよ、作業員の被曝を考えれば、スムースにゆかない。

自分達が入ると呼ばわっている愛護の人達もいますが、政府が許可する筈がない。
個人の所有権は通常、国家が犯すことは出来ない。でも、今は自分の家にも帰れない、持ち出す品も厳しく制限される。車道は24時間、検問体制をとり、勝手な出入りは警察権限で阻止される。
そういう状況にある。
住民の中には、被曝してもいいから、家に帰りたい、あれもかれも持ち出したいと思っている人達もいるはず。それを強権で押さえている。
犬猫おばさん、おじさんに、犬猫保護のため圏内立ち入り許可することは出来ないし、職員に、被曝して犬猫救って来いとは言えない。

災害や災厄を乗り越えようとして、乗り越えられない現実がある。
一人一人が最後まで責任をもって出来る事の範囲を考えれば、自ずと出来ることの範囲は限定されてくる。

生命尊重と声高になればなるほど、社会全体が生命軽視の方向へ向うのは面白い現象ですね。

余談ですが、シンガポールだったか、東南アジアだったか忘れましたが、九州のタヌキが動物園に所望され命拾いしたそうです。日本で害獣駆除対象のタヌキが、ところ変われば珍獣扱いで、あちらでは繁殖計画を立て番で譲り受けています。幾らでもあげるから、繁殖させないで、というふうにならないんですよね、絶対。

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