獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200002-23

あき子様
投稿日 2000年2月21日(月)07時14分 Suzuka

チワワを2頭飼っているものです。
うちの2頭はいずれも生後7ヶ月で去勢・避妊手術をしております。

>  手術に必要な麻酔や手術そのものによる身体への影響、
>  手術の失敗、ミスなどの不安は無用なのでしょうか?

無用なはずがありませんよね。 ごもっともな御心配だと思いますよ。
うちのメスは、ペットショップから紹介された獣医さんで避妊手術を受けました。
術後の麻酔の覚醒が悪くて一晩余分に入院し(私の方は逆に心配で眠れませんでした)、
それとは関係ないことですが、術創が一部離開してしまいました。
麻酔に関しては、超小型犬をあまり扱っていない先生だったためと思います。
そんなことから、次のオスの去勢の時には、慎重に先生を選びました。
電話での応対・料金・他の小型犬の飼い主さんの評判・・・等をもとに選び、オスの去勢は
非常に順調な経過で終わりました。
オスの去勢とメスの避妊手術は手術侵襲も異なるので、同列には比較できませんが、2頭の
術後経過の大きな違いを目の当たりにして、やはり獣医さん選びは大切だと痛感しました。

開業の獣医さんは、人医と違って、お一人で内科・外科・整形外科・産婦人科・・・を御覧
になるのですから、それぞれ、得意・不得意分野があるのは無理のないことだと思います。
ですから飼い主の方が動物種や病状によって、かかりつけの病院を選ぶべきだと考えます。
 
>  ただただ、元気で長生きしてもらいたい為に考えているのです。
 
避妊手術によって、生殖器そのものの疾患(御心配されている子宮蓄膿症等)は完全に予防
できますが、乳腺疾患については、年齢・分娩歴等からすると予防効果はあまり期待できな
いと思います。
手術する時期ですが、御愛犬の年齢では遅すぎることはあっても早すぎることはないと思い
ますよ。

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