ひろ様
しつけの件、パールちゃん様の書いておられる方針に賛成します。

パールちゃん様
　なのですが、「招呼が利かない」ケースにもいろいろあり得るので、
「実際やるべきこと」についてはパールちゃん様とほぼ同意見なのですが、
「それを支える理屈」ではちょっとひっかかりました。
つまりアルファシンドロームの兆候・・・と見るべきなのか、というと、
どうかな、と。
　さらに言うと、
「どんな時でも飼い主の声に反応する」ことは一般的に期待できるのか？　です。
飼い主の声がわかっていながら無視するのはアルファ傾向あるいはワガママと
いって差し支えないと思うのですが、興奮していて耳に入らない場合は違う気が
しています。かなり訓練の入った、しかも訓練しやすい＝自主性があまりなくヒトへの
依存度が高いＧレトリバーでも、「誰かがボール投げたら止まりゃしない」とも。
拙宅で一番マジメに訓練したイヌでも、逃げるノウサギを追わずに止まる、ようになるまでには
５年ほどかかっています。
　これらはアルファ傾向とは必ずしも関係ない気がしています。↑も、アルファ傾向
皆無ですし。
　
　今回のひろ様の例に限ったことでなく、もう少し一般的に、
「日本犬また日本犬系の雑には、(アルファ傾向への気配りふくめて)
欧米の訓練理論は必ずしもうまく合わない」と感じているのですが、
いかがでしょうか。
　というより、欧米でも、欧米式の訓練理論ではテリアはどうも・・・とも聞きます。
また、かなりうでのいいアメリカの訓練士が柴犬をもてあましている、という例を聞いて、
その訓練士を直接知っておられるかたとふたりで、「やっぱり！」とうなずいたこともあります。
つまり欧米式訓練理論にもかなり改良やアレンジの余地、または必要性が
あるのでは・・・と思っています。
　
　このあたり、どうお考えでらっしゃいますか？