獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200005-28

便乗質問
投稿日 2000年5月22日(月)00時55分 はたの

Suzuka様
マリー様の質問に便乗させていただきたいのですが。
かかりつけと、某獣医大で循環器を勉強している若手獣医師に、
拙宅のイヌ(推定柴×コーギー、13キロ、雄、去勢、9歳)が
7歳から僧坊弁閉鎖不全症で、心雑音レベルが3/6、
と診断されております。マレイン酸エナラプリル約3.7ミリグラム
(2.5ミリを1.5錠)を経口で一日一回投与しています。
雑音は2年間ほとんど変化なし。若いころから使役して鍛えてあったこともあり、
行動上も特に心肺機能の低下は見られず、心肺にトラブルがないが使役していない
他のイヌよりは開口呼吸を開始するタイミングが遅いぐらい。
という状況なのですが、
かかりつけ・セカンドオピニオン両獣医師によると、
イヌの開胸手術はまだ安定して実施しがたいので、今の薬を続けるしかない、とのこと。
彼らと相談のうえで実験的に試みるに足る薬・治療法はありますでしょうか?
また、将来、「心肺機能は苦しいのに運動に出たがる」ことが予測されますが、
フィールドでの突然死等のリスク、またその回避法はありますでしょうか?
あるいは、どのぐらい症状が進んだ時点で、出かけたがるイヌを無理にでも
家に残しておくようにすべきなのでしょうか? ちなみに使役内容は実猟で、
気温15度〜マイナス10度、最長4時間、うちトロットが6割、
ギャロップ1割、ウォーキング3割ぐらい。
甲斐を飼っておられればご想像つくと思いますが、軽く開口呼吸にはいたるが、
息が切れてへたりこむほど無茶には走らない、ぐらいです。
 無雪期には水を携行する、高負荷での運動は数分以上は続けさせない、
という程度の気遣いはしています。
 でかけたがるうちは連れ出してやりたいので、肉体と運動量がバランスよく衰えて
くれることを願ってはいるのですが・・・。

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