獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200107-41

まとめレスで失礼します
投稿日 2001年7月18日(水)00時26分 パールちゃん

Re:吠えるのをやめさせたいんです
ちわわんさんへ。
8ヶ月なら元気いっぱいの頃ですもんね。
自我の芽生えもあるだろうし、昼間退屈なせいもあるでしょう。
でも、吠えたときに音をたててダメと叱るのは逆効果の場合もありますよ。
そのときだけはびっくりして吠えるのをやめますが、
吠えているのを応援してくれていると覚えてしまうこともあります。
吠えれば人間が反応してくれると覚えてしまうと、
留守番でさみしいとき余計に吠えるようにもなります。
吠えたら無視、あるいは無言で目を見てにらむ、
そのほうが将来的に効果的ではないかと思います。
皆さんがよく「1匹では可哀想なのでもう1匹飼いたい」と書かれますが、
複数飼いになったときは問題も2倍になるというマイナス面もぜひ想像してみてください。
吠え声が音量も時間も2倍になったときに許される飼育環境なのかなど、
とても重大なことです。
人間から見たいいこと・悪いことをたしかに犬は犬同士で真似っこします。
1匹が吠えたらもう1匹も吠える、これは群れの動物には当たり前のことです。
吠えるのは欠点ではありません。
吠えるなというのは、人間の子供に遊ぶなというのと似ていると思います。
吠えるなではなく、
吠えてはいけないときもあるんだよということを教えてあげてください。

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MAYUMIさんへ。
「遊び、喧嘩、プロレス、喧嘩、喧嘩、プロレス、喧嘩」を繰り返して犬は育っていきます。
社会科のお勉強ですね。
ヒートアップ、おおいに結構。真剣に社会科のお勉強に取り組んでいるんですよ。
ヒートアップしたときに離してしまってはお勉強の機会を失います。
物を壊されないように、また物にぶつかって怪我をしないように、
プロレスのリングは片付けてあげてくださいね。
生後60日ではまだ上下関係は決定しないと思います。
遊びは姉のほうが上だけど、本気の喧嘩になると弟のほうが強いなど、
場面場面でコロコロ入れ替わると思います。
そういうことを繰り返しながら、いざというときはこっちの子のほうがしっかりしている、
でもふだんはあっちのほうの子が気が強いなど、特性が定まってきます。
本当のはっきりした上下関係はマジな大喧嘩をしないと決着しないことのほうが多いです。
我が家ではそのために何度も血を見ました。
兄弟姉妹でも殺意をもった本気の喧嘩をします。
それを防ぐのはリーダーである人間の役目です。
喧嘩のとき、それ以上はダメというタイミングを見てやめさせます。
タイミングは、、、んー、どちらかが出血したときですね。
血を見たらすぐにやめさせないと危険です。
コーギーは「体の小さな大型犬」と呼ばれているくらい、タフでスタミナがありますし、
人間のために牛を守ってきた本能があります。
大切なものを守る=人間の愛情を独占して守りたい、
そういう気持ちが成犬になるにつれて高まってくることも考えられます。
どちらかにヤキモチを焼かせるようなことは禁物です。
ヤキモチがきっかけになって血を見る喧嘩になることが多いんですよー。

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Re:子犬のワクチンと先住犬
みーにょさんへ。
先住犬はお外に散歩に行きますよね?
それを考えて慎重になるとすれば、
ワクチンをしていない子犬を先住犬と一緒の部屋にするのは安全ではないでしょうね。
お住まいの地域の感染病の有無、お家の環境、飼育場所、先住犬の健康状態など、
いろいろな要素を含めてかかりつけの獣医さんに相談してみてはどうでしょうか?
かかりつけの獣医さんのアドバイスがいちばん参考になると思います。

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きくりんさんへ。
pekoさんはじめ、ここには老犬飼いのベテランさんがたくさんいらっしゃいますから、
またなんでも相談してくださいね。
#お〜い、やぎねこさ〜ん、出番だぞ〜
私のところはまだ老犬と呼べるまで長生きをしてくれる子がいなくて、
皆さんのお話をとてもありがたく読ませていただいています。
食欲旺盛で毛並みツヤツヤ、いい子ですね。
幸せな日々をもっともっと重ねられますように。。。

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