イヌ掲示板 2001年9月27日(木)15時02分

いーちこさん

はじめまして、獣医ではありませんが。
パールちゃんからお返事がついていますが、すこし気になる箇所がありましたので。

動物病院の先生が見落されやすい疾患の中に、鼻腔腫瘍があります。
これは、鼻の長い犬種に多い疾患ですが、老齢犬や他の犬種にも見られます。

鼻炎などの治療で症状が治りにくい場合に、この病気も疑ってみてください。
食欲も落ちないこともあります。

腫瘍が大きくなって、皮膚が盛り上がったり、鼻血が出てはじめて気が付く事も多いようです。
この場合は、手遅れになることが多いです。

大学病院が近くにあればそちらで検査して頂くと良いと思います。
お住まいの近くには、他に病院はないのでしょうか？

初期症状
１．水溶性、粘液性の鼻水が出る
２．くしゃみや咳をする
３．いびきをかいたり鼻を鳴らす

症状が進むと
４．鼻に腫瘍が突出したり鼻血が出る

それから、鼻の粘膜は弱いので、あまり奥の方の鼻水を引っ張り出すのは良くないと思います。
詳しい症状などお知りになりたい場合は、ＤＭ頂ければと思います。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー