獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200203-33

ももさんへ
投稿日 2002年3月13日(水)22時52分 パールちゃん

そうですか、獣医さんの態度で悲しい思いをしたことがあったのですね。
今度迎えるワンちゃんのときはそんな思いはしたくないですね。

余談ですが、、、
私の住む市にはタイプのぜんぜん違う2人の獣医さんが開業しています。
一人はとても腕がいいと評判の先生で、県内はもとより全国的にも名を知られている人です。
たしかに、診断は適格で処置や投薬は適切、手術の技術力は高く、
過去にお世話になった経験から一飼い主としてこの先生が評価されていることは認めます。
でも、何年間かお世話になって感じました。この先生は患部しか見ていないのです。
これまでの健康状態やふだんの様子、どんな性格なのかを飼い主から聞こうとせず、
検査や診察によるデータでしか犬のことを見ません。
そして、治療や手術を繰り返すことによる犬の不安や苦痛に思いをめぐらすことなく、
治すことに向けて全力で突っ走ります。
それがこの先生の信念なのです。
悪いことではないと思います。
でも、治すことには限界があります。
信念が医療の限界に負けたとき、この先生は私に言いました。
「このコ、もうダメだねー。あきらめたほうがいいねー」。
いくら腕がよくてもそういう言い方をする人は、
私にとっては良い獣医さんではありませんでした。

今のかかりつけの獣医さんは犬の全体を見てくれる人です。
ふだんどんな生活をしているかを聞き、お散歩が欠かせない子なら
お散歩を我慢させないで済むことを前提に治療を考えます。
どんな性格かを聞き、人見知りで怖がりなら入院はぜったいにさせないことを前提に治療を考えます。
飼い主としては入院したほうがいいのではないかと不安になりますが、
「慣れているおうちにいることがこの子にはいちばんですよ」と先生は言います。
そして家庭でできるケアをていねいに教えてくれます。
飼い主を安心させることよりも犬を不安にさせないことを優先するタイプです。
触診は最短で済ませ、薬もあまり出しません。
人によっては「あの先生は頼りない、優柔不断だ」と言います。
でも私にとっては、犬の心のことをまず第一に考えてくれる信頼のできる良い獣医さんです。
飼い主のための獣医さんなのか、、、犬のための獣医さんなのか、、、
私は犬のための獣医さんを選びます。
余談が長くなってしまいました。。。

大阪市西区から便利なエリアで、感じのいい・評判のいい獣医さんをご存知の人は
ぜひももさんにメールで教えてあげてくださいね、皆さん。

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