CKさんへ。
キャバリアは絹のような長毛の犬です。
見た目の美しさを保つこととは別として皮膚の健康のために、
できれば毎日ブラッシングしてあげるくらいの飼い方をしたほうがいい犬です。
ブラシをかければ毛が落ちます。風で毛は舞うし、服にくっついて運ばれます。
外で飼って家に毛は持ち込まない、、、を完璧に守るのは無理だと思います。
またキャバリアはトイグループ(愛玩犬)に属します。
本来は室内で飼い、四六時中ヒトといっしょにいるための犬です。
そういう犬種特性からもCKさんのお宅に迎えるには向いていないかもしれません。

毛が抜けにくい犬種はありますが、抜け毛の少ない犬というのはいないのですよ。
無毛またはウブ毛だけのヘアレスドッグでさえ、
皮膚の更新によって目に見えないパウダー状のフケのようなものが落ちます。
お子さんの喘息症状がどんな犬なら大丈夫か、
飼い始めてから「やっぱりだめだ」だとお子さんも犬も悲しいですよね。
むずかしい問題です。
犬を飼うからにはお子さんも犬とふれあいたくなるでしょう。
遠くから見ているだけというわけにはいきませんよね。
飼うことを決める前に、まず犬と接することを試してみてはどうでしょうか。
犬を飼っている知り合いがいたらお試し対面を何度かさせてもらうとかして。
その様子を見て、お子さんの健康を第一に、犬を飼うことをもう一度考えてみてください。
あきらめないでね、でも慎重にね。お子さんのためにも、犬のためにも。