イヌ掲示板 2003年4月12日(土)02時33分

さやかさんへ。
避妊や去勢の手術をいつ頃するのがいいかは獣医さんによっていろいろ考え方が違いますし、
獣医学上でもいろいろな考え方がされているようです。
メスの場合は初めての発情より前に手術をしたほうが子宮や卵巣の病気予防になると一般的にはいわれていますが、
いや初回の発情後でも充分に子宮や卵巣の病気予防になるという説もあります。
〝体ができてから〟というのもよくいわれることですが、
大型犬と小型犬では体ができる時期にとても差があるのに対し、初回発情の時期にはそれほど差がなく、
〝体ができる〟のはいつなのかの根拠は定まりません。
生後4～5か月の段階では早すぎると言われたようですが、
欧米では生後3ヶ月過ぎくらいで手術する例も多いので、けして早すぎることはないと思います。
このように諸説あるわけですが、かかりつけの獣医さんによく話を聞き、
それに納得すればおのずと手術の時期は決まるのではないでしょうか。
手術することのメリット・デメリットや麻酔の心配については、
手術をしてくれる獣医さんと話し合うのがいちばんです。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー