イヌ掲示板 2003年6月11日(水)01時54分

「ろうそう」より「おおかみづめ」って呼ぶほうが好きなんだけどな。

狼爪は退化しつつある親指です。
前足の親指は物を押さえたり顔をこすったりするのにけっこう使ってますよね。
後足親指の退化は進んでいるので、ある子とない子に分かれます。
ある子のなかでも、指の中に骨のある子とない子にまた分かれます。
大型犬の後肢狼爪は中に骨のあるタイプが多いそうです。

我が家の統計だと遺伝が関係するみたいです。
母犬は狼爪なし、父犬も狼爪なしだと、1匹も狼爪のある子は生まれませんでした。
同じ母犬で、相手が狼爪のあるオスだと、かなりの確率で狼爪ありの子が生まれました。
右後肢に2本も狼爪のある子もいました。

仔犬たちはみんな生後1週間で切除しましたが、父犬の狼爪はそのままです。
爪先とかかととの中間の皮膚のところに骨なしの指があって、
アズキ粒くらいの小さな肉球と猫の爪のような細い爪がついています。
着地しないし使わないから狼爪は伸びるのが早い。
先っぽのとんがりだけをチョッキンと切ってます。

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