十夢のパパさんへ。

シャックリ、バンザイで直るでしょ?
みんなに広げよう〜バンザイの輪 ＼(~○~)／
あ、バンザイさせるときはゆっくりとね。
急にガッと前足を持ち上げると肩の関節を痛めるからね。

さてさて、2.5ヶ月なら分離不安なんかじゃないですよ。
ただの甘えたがりです。
お母さまよりパパさんのほうが大好きだから、パパさんに甘えたいんですよ。
無視作戦はやめて、いっしょにいられるときはたくさんかまってあげてください。
遊びを通じて「はい、終わり」や「待ってろよ」のお勉強をはじめるといいですね。
楽しく遊んでいるとき頃合を見て、「はい、終わり」と背中を2回軽くトントンと叩きます。
この合図はたとえばの例ですから、ほかのオリジナル合図でもいいですよ。
鼻タッチでもいいですし、両耳を両手で握るなんてのでもいいです。
そして合図のあと背を向けてわざと他のことをしてください。これを繰り返します。
トントンは行動の切替スイッチだとお勉強させるのです。

次に、動きを制止するように手のひらを向け、ほかの部屋に行ってしまう「待ってろよ」の練習です。
部屋を出て、ドアを閉め、すぐにまた部屋に戻ってください。
この間たとえ10秒でも鳴かずにいたら「よしよし、よく待ってたね」と誉めてあげてください。
ちゃんと帰ってくるだろ? 鳴くことはないんだよ、と理解させてあげるのです。
もし鳴いてしまったときは、すぐ部屋に戻ってもいいです。でも誉めずにいてください。
犬は誉められるときと誉められないときをちゃんと区別して、
誉められることをしようと行動を選び取っていきます。
犬の不安を理解して、不安を解消してあげる策を見つけて、
犬と人が協同して「ほーら、大丈夫」をお勉強していってくださいね。

もう粉の練りゴハンは卒業していいですよ。
最初は仔犬用ドッグフードをぬるま湯でふやかしたものを与え、
固形物を食べるということに慣れさせてください。
やわらかめの固形物に慣れてウンちゃんも良いウンちゃんなら、
少しずつぬるま湯量を減らしていき、カリカリのままでも食べられるのを目指してください。
カリカリを食べると水が飲みたくなりますから、
きれいなお水をいつでも飲めるようにしてあげてくださいね。