ＲＵＮさんへ。

ん〜、短時間で済まされちゃったのが不信感の原因ですか?
特に手抜きということもなく、その頭数でその内容をやるのには妥当な時間だと思います。
かえって、とても手際がいいなーという感想を私はもちました。
耳垢の件については、出してもらった薬が効かないようなら再診を受けるといいと思います。

良い病院かどうかという価値判断の基準はないのです。
雑誌・インターネットの情報や、飼い主仲間の評判の良し悪しではなく、
自分で信頼感を育てていける病院が良い病院ではないでしょうか。
え?と思ったら納得できるまで聞き返すのが飼い主の努め。
その場でなくても、あとでTELでもいいんです。
それを「そんなこともわからないの?」「しつこいなー」という顔をするなら、
それは良くない病院です。
疑問を疑問のままにしておいてそれを不信に変えちゃいけないんです。
とにかく聞くべし。
飼い主は相談と報告を的確に、獣医師は説明と指導を的確に、
良い病院を作るのは二者の連携プレーだと私は思うんですよ。

P.S.
改善に向かったとき、治ったとき、みなさんは病院に報告していますか?
改善しなかったり悪くなったりすれば再診を受けるのが普通ですが、
良い方向に向かったときってあまり報告しないものですよね。
でも、それだと獣医さんは、診断が正しかったのか、治療が正しかったのか、
自分の選択に確証がもてませんよね。
「だいぶよくなりました」「すっかり治りました」って電話1本するだけで、
獣医さんはプラス情報として症例データを積み重ねていけると思うんです。
それって獣医療の進歩に結びつくことだと思いませんか?
だから私はささいなことでも必ず電話1本入れて報告をするようにしています。
もし同じようなことでほかの子が来院したときに少しでも役に立てればなーと思って。。。