いろいろくわしく書いてくれたので考えをしぼることができました。
念のために言うと私は獣医さんではありません。
長い年月の間にたくさんの犬と暮らしてきたというだけの、ただの犬好きです。
うちの犬たちが私にこれまでに教えてくれた「こんなときはこうなんだよ(心の面でも体の面でも)」を基にして、ここにいろいろ書いています。
ですので、ワサビさんの芝クンのことも、「うちの犬に同じようなことはなかったかなぁ」を思い出しながら書いています。

さて、、、

くわしいお話を聞いて、心理的なトラウマによるものではないなと確信しました。
「キャンキャン」は痛みによるものだと思います。
排便前はお尻を気にする、ク〜ンと鳴く、座り込んでしまうこともある、
排便後に肛門を舐める、バナナ歩きになる、抱っこしてというように目を合わせる、
これらの仕草は痛みの表現です。
オチンチン周辺を舐めるのは肛門周囲やおなかが痛いときです。
いちばん「あ！」と思ったのは足首を噛むという点です。
犬は痛みに耐えようとするとき足首を噛みます。

去勢を済ませているので前立腺炎など性ホルモンに支配される異常ではないと思います。
肛門嚢炎など肛門周囲の異変、腸閉塞・腸重積・腸ポリープなどによる便の通過障害を想像します。
ウンチが細めかもしれない、一日の排便回数がやや多め、
食が細い、食べる量がちょっとでも多いと吐いてしまう、等々も、
ウンチの通り道に何か問題があることを示していると思います。
カーペットやソファーを舐め続けるのは痛みや不快感がストレスになっていることの代償行為ではないでしょうか。

ここに書いてくれたような細かいこともぜひ獣医さんに伝えてみてください。
「こんなときにこんな仕草をする」というデータが多ければ多いほど、
獣医さんも何かを知る手がかりになるはずですから。