> 掃除の時に、いつものように掃除機に挑んできたので
> 一発ビシッと怒ってみたのですが、効果が出なくて・・・

wakaちゃんを直接叱るんじゃなく、
一度掃除機を止め、そのあと掃除機を叩いたり指さしたりして「ダメっ」と言ってみてください。
犬を叱るのではなく掃除機を叱るのです。
いけないと教える対象は、ときには犬自身ですけど、ときにはその相手自体なんですよ。
ウィ〜ンと音を立てながらクネクネと怪しい動きをする掃除機は、
犬にとっては好奇心をそそるものですし戦いを挑みたくなるものです。それが自然です。
当たり前のことをしているのに叱られるのは犬にとっては不自然なことです。
もし仔犬といっしょに母犬がいるとしたら母犬はどんな行動を取るか想像してみてください。
母犬はまず自分が怪しいものに近づきチェックします。
そして、仔犬を近づけてはいけないと判断したらそれを追い払います。あるいは戦います。
仔犬を近づけてもいいと判断したら自分は下がり仔犬の好きなようにさせます。
掃除機ってそれと同じなんですよ。
じゃれついてはいけないと教えたかったら、まずうっかりやまさんが掃除機と戦うのです。
息の根を止め(スイッチをオフにし)、指差し叩き(完全にやっつけたことを確認)、
「これは遊んじゃいけない相手なんだよ」ということを身をもってwakaちゃんに見せるというわけです。

でも、掃除機は不死身です。何度でもよみがえります。
そのたびに「すごーい、またやっつけたぞー」と賞賛のまなざしを浴びる我が家です。