獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200407-69

チョッパーさん>横レスです。
投稿日 2004年7月26日(月)16時35分 投稿者 りんママ

チョッパーさん

横レス失礼します。

>その程度の事でキレた状態に反撃するとは思いませんでした

えーっと、まずシャイな子ではなくても、こんな些細なことでと人が思う仕草でも犬が反撃をすることはあります。

犬の言葉(声や態度)を知るということも大切ですね。
良く犬がしっぽを振っているから大丈夫だと言われがちですが。
実際には、しっぽ振っていても犬が友好的行為を示しているとは言えません。
目や耳や口元や首筋の状態を見ることでその子の様子をうかがい知ることが出来ます。
犬としての教育が上手くできていない子(早くに母犬から離された子など)は、そのような仕草が出来ない子もいます。
でもそれなら、私たちが犬に分かるように根気よく教えてあげればよいと思います。

先代犬は、車から投げ捨てられ(あるいは飛び出したのかも)て放浪していた子を保護しました。後ろ足に怪我をしていましたので、念のために、新聞やポスターを貼って飼い主を捜しましたが見つからず、うちの子になりました。
シャイな子で、家族以外には全く懐かなかったですし、車に乗せるとパニックを起こし、でも帰宅の場合には全く騒ぎません。
なので、車に乗せられて自宅を出るという行為がトラウマになっていたのでしょう。
だから車で捨てられたのではないかと想像しております。

フードも一粒ずつ私たちの手から食べるような子でしたが、自分のご飯入れから食べている時にふいに横に座っただけで咬まれた事もあります。犬の習性や行動からすれば当たり前のことです。
こんな事もありました、父が酔って帰ってきて出迎えがないと、犬に向かってクドクド怒っていると逆切れすることもありました。父は、手は出していません言葉だけですが酔っぱらいの戯言は犬にとっても迷惑ですよね。

それでも、老齢域になると随分落ち着きました。
耳が遠くなったこともありましょうが、亡くなる前の何年かは両親と供に良い時間を過ごしていました。

今の子は気質的には大人しいのですけど、やはり小言が過ぎると「お母さんしつこい。」と自己主張を致します。

盲導犬の例えが出ておりましたが、
リタイア犬の引き取りボランティアをされている方の本を読みましたら、盲導犬とはいえ引退して新しい家族の元では状況をすぐには理解出来ず、そこが自分の居場所として納得できるまでは夜泣きなどもあり落ち着かない子もいるようです。

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