９才と言うことですが、大型犬と小型犬では老犬と言えども平均年齢で差がでます。

人も犬も老齢域に入ると、身体機能的には、目が見えにくくなり、嗅覚も衰え、耳も遠くなり、身体も若い時とは違い思うように動かなくなります。
見た目にも、白髪が増えたり感情や表情も乏しくなる子もいます。
そうなると、以前のように音に反応をしなくなったり、動作が緩慢になったり、寝る時間が多くなることで気がつくことが多いですね。

また、赤ちゃん返りのように、飼い主の後にくっついて独りでいることを嫌がったり、飼い主の姿をいつも目で追って居場所を確認することで安心する犬もいます。

でも、このような加齢による症状は、ある日突然始まるというより、年々徐々に進行していきます。

最近やたら恐がりになったと言うことですが、急に始まったのであれば、何か嫌なことがあったのではないかと思います。
夜、人の声が怖い。例えば今の季節柄、カミナリや花火の音や人の騒ぐ声などはありませんでしたか？
カミナリが鳴っても飼い主さんは一緒に怖がったりしないでください。
頼れるボスでなければいけないのですから。
散歩の時間帯を変えてみたり、お散歩コースを変えて怖がらなければ、いつものお散歩コース上で何か嫌な経験をしたのかもしれません。

夜を怖がるのであれば外飼いの場合、可能なら玄関内へ生活スペースを移してあげることで落ち着く子もいます。
どのような時に怖がっているかもう少しワンちゃんの様子を観察して教えて下さいね。