獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200410-17

だんちひさんへ
投稿日 2004年10月7日(木)09時27分 投稿者 りんママ

横レスになりますが

>食べたいだけ食べさせる方法は自由採食方法

言葉(使い)の問題でもありますが、食べたいだけたべさせる=自由菜食方法ではありません。

マニュアル通りに何グラムを食べさせればよいというのではなく、その時の個体の要求に応じた給餌をしましょう。です。

もっと簡単に言えば、まだお腹が空いているのにフードの量で一回(日)何グラム、だからそれ以上あげないと言うことがないようにです。
同腹の姉弟犬でも、代謝エネルギーも運動量も食事量にも幅がありますから、一括りでは定義できません。

自由菜食方法=常に餌が置いていつでも食べられる状態では、
どのくらい食べたのか、残したのか、食事量も判りませんし、不衛生にもなりますね。

股関節形成不全の事を示唆されていますが。
まず、遺伝。
それから、エネルギー過剰で引き起こされるのではなく。
発育期における栄養素(タンパク質やミネラルなど必須栄養素)の不均衡が原因、
特にカルシウムの過剰摂取が問題といわれていると思いますが。

仔犬の時期に飢餓感を持った子は食糞や食に対する執着もでてますので、バランスの良い食事と適度な運動と犬を擬人化して甘やかさない愛情を注いで欲しいのですね。

仔犬は死ぬまで食べる事はありません。
ですから、成長期にはお腹が一杯になるまで食べさせてもカロリーオーバーの心配は無いと思います。

むしろ飼い主が、おやつやご褒美などを与えすぎる事やマニュアル通りしたがる傾向に問題があると考えております。

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