イヌ掲示板 2004年10月7日(木)12時29分

獣医師ではありませんがご参考まで。

　ご愁傷さまです。
　そのチワワの場合に何が起こったのか、事前に何か出来なかったのかを確かめるとすると、解剖して、それも開業病院で普通に可能な範囲を越えて、病理専門医に詳しく見てもらって、というような話になろうかと思います。
　つまるところ、原因不明、兆候もない突然死というのは時には起こるものなのです。

　私のところでも、これは老犬で終末期にあり死期が近かったのですが、予想していた尿毒症や肺水腫ではなく、予想より１０日ほど早く、歩いている途中で崩れ落ちたように死亡したことがあります。
　健康なときよりよほど注意して観察していても兆候は見られませんでした。心臓か脳幹かのトラブルだったのでしょう。

　ヒトの側に覚悟が出来ていないせいでショックでしょうが、長患いで苦しんだ末よりは・・・と思うようにするしかなかろうかと思います。
　

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー