獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200410-55

だんちひさんへ
投稿日 2004年10月13日(水)12時00分 投稿者 りんママ

ご説明ありがとうございました。
私は、書き込みをして頂いた内容を理解できますので、ご心配ありがとうございました。

>ですから、こちらに獣医師として獣医学の事で書き込む場合も、極力その方法を用います。
>今回もその方法を用いますので、専門的になりすぎるきらいがあるかもしれません。
>その点はご容赦ください。

せっかく正しい情報を頂いても見る側が、飼い主が理解出来なければ、それは有益な情報にはなりません。
こちらは、獣医学を専門にしている方の掲示板ではありませんので。
獣医師と飼い主の間で「医療ミスなどと揉める一因」は、インフォームドコンセントが出来ていたかと言うことです。
自分が相手に理解できないと思う説明や表現は、インフォームドコンセントが出来ていないのです。

専門用語はできるだけ使わず、相手に分かりやすい言葉に言い換える事も専門職(獣医師)としての力量が問われます。
対飼い主さんへご説明をされる場合には、分かりやすいご説明の配慮を頂ければと思います。(老婆心です。)

専門医は、限定された疾患に関しては詳しくても、それ以外は不得手ということもあるでしょう。
でも、私達飼い主が直接応対していただく開業獣医師には、犬を見てトータルに診断が出来、不得手な分野は、専門医を紹介して頂けるか否かも信頼関係を築く上で重要だと考えています。

その点、だんちひさんは、獣医師の立場、飼い主の立場の双方が理解出来るのですから、飼い主に上手伝える事が出来る獣医さんと信じておりますから、頑張って下さいね。

ここからが本題です。
私がお伺いしたい意見は、はたのさんの以下のレスと重複致しますので、ご覧頂ければと思います。

「2004年10月7日(木)12時38分 食餌量」
「2004年10月9日(土)21時55分 混乱してますが・・・」

純血種の犬だけが犬ではありません。雑種犬もまた犬です。
好発犬種のデーターがそのまま適応できるのでしょうか?
好発犬種であっても、なくても、飼い主の知識不足や環境が引き起こすことも事実であるでしょう。
けれど、「病気を見て犬を見(診)ず」(=木を見て森を見ず)では、犬の為にはならないでしょう。

話しがそれてしまいますが、
遺伝性が疑われる疾患を引き起こす可能性のある系統は繁殖に使わないが原則です。
その為に、HD好発犬種のブリーダーに、スタッド犬へOFAなど現在受けることが出来る遺伝性疾患の検査を義務付け欧米並みの基準で取り組まれている方がいます。
OFAでは、検査犬のデーターを公開していますが、犬種を守る為だと考えます。
このような、犬種好発の遺伝性(と疑われる)疾患を持った犬を産生させないという姿勢の方は、繁殖頭数制限をされたり、勉強熱心な方が多いように感じます。
このような真摯な姿勢のブリーダーが培ってきた長年の経験は、数値だけのデーターに勝ることもあると思います。

しかし、愛犬の子が欲しいという安易な繁殖や俄ブリーダーでは、系統も血統も無視した繁殖が行われているのも事実です。
そうして繁殖して産生された子が市場に出回り、日本で流行犬種になったら犬種スタンダードが崩れてしまうと言われる原因と考えております。

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