獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200502-54

避妊手術について
投稿日 2005年2月10日(木)12時53分 投稿者 海が好き

一飼い主です。
私は自分の愛犬に避妊手術を受けさせました。
手術直後はすっかり元気がなくなり、「これでよかったのか」とも悩みましたが、日を追うごとに元気を取り戻していく姿を見て、「間違いではなかった」と思っています。

避妊手術と病気予防との関係については、いろいろなところに述べられていますが、飼い主として、それ以外に「よかった」と感じることがあります。それは、「いつでもドッグランに連れていける」ということです。うちの子は運動量が多い犬種(シェルティ)ですので、週1〜3回はドッグランで思いっきり走らせて発散させてあげています。もし、避妊をしていないと、年に2回とはいえ、通算20日程度はそれができなくなってしまいます。「走り命」みたいなうちの子にとっては、それはとても辛いことだと思います。

 私は、避妊について人間の身に置き換えて「卵巣や子宮をとるのに耐えられますか?」とする考え方には賛成しかねます。一つには、私自身、病気とはいえ、その種の手術を受けてみて「生殖機能を失った」という悲しみよりは、「貧血気味だった体が健康になった」という喜びが勝っているからです(もちろん、悲しみが勝っている方が大勢いることも理解できます)。まして、元来、アルファのオスメスしか生殖しない狼を祖先とする犬にとって、子を残さないことがそれほどの苦痛だとは私には思えません。むしろ、「この子の子犬を見たい」と夢見る飼い主にとっての苦痛なのだろうと思います。

麻酔のリスクも含めて、手術をすべきかどうかは、結局は、飼い主さんが何をその子の幸せと感じるか、その子との生活に何を求めるかによって決めるしかないことで、誰も正解など持っていないのだと思います。

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