頼りないことを書き散らすのはいい加減にしましょうよ。

>でも、多頭飼いのいいところは、他の犬に対して友好的になりやすく、
>その遊んでいる姿が一番犬が楽しそうにしていると思えることでしょうか。

　同居しているイヌ同士では、関係が決定的に壊れない限りにおいて、二頭で遊ぶことでしょう。しかし、他の犬に対して友好的になりやすいかどうかは全く断言できません。
　社会化期において必要な経験をしてよろしい、というケースもあり得ます。他方、「パックドッグ」になって、「群内他個体に対しては友好的だが、他の群のイヌに対しては攻撃的」となる、というシナリオも大いに考えられます。極端に攻撃性が低下した品種以外は、後者がイヌ＝オオカミという動物種として「ノーマル」です。
　イヌ＝オオカミは、数少ない複層社会を作る種なので隣接する「群」が血縁集団の場合もあってそのときには攻撃が抑制されるとか、非血縁集団間でも妥協ができていれば争わないとかいったことはありますが、原則として、排他的行動圏たる縄張りを侵されれば相手を殺す覚悟で争うものです。そして、相当な田舎であっても、飼い犬群同士の縄張りは重複します。
　つまり、「群メンバーに対する攻撃の抑制」と「非群メンバーに対する限度なしの攻撃性」は、よほどテクニカルな策を弄さない限り、ワンセットで作られるのです。
　
　他人様に何か言う前に、行動学の基本ぐらいは押さえましょうよ。