脂肪分の消化が苦手な体質なのかもしれませんね。すい臓の機能が弱いということも考えられます。
「7歳以上のシニア用」のフードをあげてみたことはありますか? 脂肪分が少なめに作られているので胃腸にかかる負担が減ります。これだけで軟便傾向の犬はいいうんちをするようになります。
ただし、生後10ヶ月の犬にシニア用フードでいいのかという問題があります。シニア用フードでは成長に必要な栄養が足りないことがあります。
この点をどう判断するかですが、小型〜中型犬ならすでに成犬の体はできあがっていると思いますので、うんち改善＝腸の働きを整える、これを優先して食餌はシニア用フードだけにする、うんちがよくなってきたら少しずつ普通の成犬用フードを混ぜてみる、というやり方でいいと想います。
大型犬の場合は上のやり方は向いていません。生後10ヶ月ではオトナの体ができあがるまでにまだ間がありますからシニア用フードでは栄養不足になってしまいます。

もともと胃腸の弱い子という理由のほか、環境要因はどうでしょうか?　2ヶ月年上のもう1匹との関係はどうですか?　2匹の関係がストレスを及ぼしているようなことはないですか?