獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200802-23

Re:フケみたいなものが毛にたくたん付いています
投稿日 2007年11月28日(水)11時47分 投稿者 パールちゃん

フケ=汚い=キレイにしなきゃ、と考えるのはちょっと待ってください。フケの様子によって対処の仕方は違います。
少しだけのフケなら、皮膚が新陳代謝をしている自然なことなのでなにもしなくていいでしょう。キレイにしなきゃとせっせとブラッシングしたりシャンプーしたりすると、その刺激で皮膚が炎症気味になりますますフケを多くしてしまいます。
部分的に大量のフケが見られるときは、まずよく観察をしてください。べとべとしているフケかさらさらしているフケか、皮膚は脂っぽい感じか乾いている感じか、その区別が大切です。
乾性のフケなら刺激によって皮膚を傷めるのでブラッシングは禁物です。ひどくかゆがらないかぎりはなにもせず様子を見るほうがいいでしょう。
脂性のフケのときは少しずつ毛をかきわけてタオルなどでそっと皮膚表面のべたつきを取り去るようにするといいでしょう。ブラシの毛にガーゼを食い込ませてゆっくりなぞっても脂分は取れます。が、強い刺激にならないよう毛先の丸いブラシを使ってください。

フケが出るのは、自然な皮膚の再生、季節(温度や湿度や日照時間の変化)、外的要因(ブラッシングやシャンプーのしすぎ、間違ったやり方)、内的要因(食べ物の変化、高齢、内臓疾患やホルモン異常)などさまざまな理由によります。理由を考えるとともに、どんなときもブラッシングしすぎるのだけは避け、犬がひどくかゆがるときはやはり獣医さんに診てもらうのがいちばんですね。

ぱーぷるブルーさんのわんちゃんのように毛量が多い子は皮膚が蒸れやすいことに注目する必要があります。その意味からも夏の毛刈りは考え物です。長い毛によって夏の日差しや高温から皮膚を守っているのに、毛を刈られてしまうと皮膚を守るものが取り去られてしまうことになります。毛刈りをしてもぶ厚い下毛が残っているなら、毛刈りの意味はなく、かえってよけいに犬を暑がらせることになります。夏対策は毛刈りよりも、少しずつそっと下毛を取るブラッシングに変えるほうがいいでしょう。

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