イヌ掲示板 2009年1月15日(木)10時43分

漫画「動物のお医者さん」の中には、牛や羊の糞のうえで転げまわって、自分の体になすりつける犬が登場しますが、ちょっと困ってしまう行動ですが、犬にとっては異常な行動ではないようです。
私のところの患者にも隣家の牛小屋にもぐりこんで、牛糞の上で寝ているという犬がいましたよ。彼女の場合は、そこが風にもあたらず暖かいからということのようでした。

犬自身にとっては、糞の感触も臭気もとくに不快なものという意識がないのでしょうね。
ですから、気にしない犬というのはおりますし、まして、それが若齢の犬であれば、なののこと抵抗感はないはずです。母犬にしても不潔・不快なものという抵抗感があったら、赤ちゃん犬のウンチやオシッコを舐めて始末するという世話ができなくなっちゃいます。赤ちゃん犬は、そういう母犬の世話を受けて育てられてきていますから、体験としては、不潔・不快とは対局な位置のものとして感じていると思います。

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