獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-199812-32

ホメオパシーについて
投稿日 1998年12月22日(火)14時29分 楓

ホメオパシーとは
ホメオパシーの治療概念はとても古い歴史を持っています。その根底にあるのは、治療しようとする病気と類似の症状を起こさせるような物質をごく微量に投与することによって、その病気を治そうとする考えです。
実際には、1回の服用量からは何も検出できないほどわずかな量しか入っていないのですが、その物質を溶かして激しく振った精製水は、その物質の性質をちゃんと「記憶している」といわれています。
薬が症状にあっていれば治癒も可能ですが、間違った薬を与えても効果はありません。しかし、その適切な薬を判断するということが大変なのです。経験豊かな療法士が治療を行うのと、素人が薬屋で買ってきて行うのとでは、成功する確率は雲泥の差です。また、獣医の資格を持っている療法士なら、ホメオパシーで効果の得られる状態か、それとももっと積極的に介入した方がよいのかといったことについても、正確な判断ができるでしょう。
おもしろいことに薬の効果が現れる場合、症状が一度悪化してから快復に向かうことがあります。これは、アレルゲンを排除しようとするときの初期症状と非常によく似ています。このことはおそらく、経口投与によるホメオパシーが、免疫システムの異常に対して特に効果的であるという観察結果と、無関係ではないでしょう。
ホメオパシーとハーブ療法はあわないことが多いので、組み合わせ治療は慎重に行うか、あるいは最初からさけた方が無難でしょう。特に芳香性のハーブは、ホメオパシーと平行して使うと危険です。
「素顔のネコたち」クリス・マドスン著・産調出版・ガイアブックス発行より抜粋

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