獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-199908-51

長毛種の猫のシャンプーについて
投稿日 1999年8月28日(土)14時01分 楓

長毛種の猫でも自宅で毛玉ができないようにシャンプーすることは可能です。
自宅でできないようならみんな、長毛種は飼えなくなってしまう(爆!)。
よほど小さいときから定期的に慣らしておかないと、犬のようにトリミングハウスに連れていってシャンプーやグルーミングをしてもらうことはかえって不可能です。
一般的な事だけ書かせていただくと…
毛玉ができやすい長毛種の場合は、最低1日1回のコーミング(クシ入れ)、3週間に1度程度のシャンプーが必要だと思います。毛に油分が残っていると毛玉になりやすいので、シャンプーの際には油分を完全に抜くことを心がけてください。シャンプーは3回程度繰り返し洗いするのが望ましいでしょう。猫によっては皮膚の弱い子がいるので、いきなりこの通りはしないで、手足など比較的皮膚の強い部分で試して、問題がないようなら以下の方法を試みてみてください。

・もし、スタッドテール(去勢していないオス猫などで、しっぽの付け根の毛が油で固まった状態になっている)があるようなら、毛をぬらす前の状態で、スタッドテール用のシャンプーをその部分につけてよくもみ洗いします。耳の後ろやお腹など特に毛玉ができやすい部分には薄めて使ってください。(スタッドテール用のシャンプーは、強力ですので皮膚が炎症を起こしていたり、皮膚が弱い子の場合はかなり薄めるか、使用しないほうが無難かもしれません)
・最初のシャンプーは家庭用の食器洗い洗剤などを薄めにたらいなどに溶かして、その中に猫をつけ込んで、押し洗いするように毛にお湯が完全に染み込むようにします。
・2回目は少し強力な汚れ落とし成分の入ったシャンプーで洗ってください。
・どちらも必ず完全にシャンプーが落ちるまですすいでください。
・最後に普通のシャンプーで全身を完全に洗い、とにかくよくすすいでください。
*シャンプー剤はひどいスタッドテール部分に使う以外は2−3倍に薄めて使う方がよいと思います。最初に別の容器に使用する分だけのシャンプーを取りわけて、お湯で薄めたものを用意しておくと楽です。
・リンスはシャンプー後の被毛のpHを中和する役割があるので、必ず使用した方がよいでしょう。静電気を押さえる働きもあるので、毛玉の予防にも繋がります。
・リンスもよくすすいでください。
完全にすすぎ終わったら、よくタオルドライして、もし平気ならクシを使いながらドライヤーで、毛をわけるように乾かします。
これを繰り返しておけば、それほどひどい毛玉になる前に対処できるはずです。
もし・…今更できない、やらせない…というのであれば、電動バリカンを買って夏はサマーカットにする事をおすすめします。
1日1回コーミングしてやるだけでもかなり違いますよ。

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