獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-201102-24

Re:猫が噛んで困っています 捕捉
投稿日 2011年1月23日(日)12時07分 投稿者 プロキオン

>Akiさん

私の話を全然理解されていないと思います。昨日の今日ですから、「獣医ドリトル」を読んでおられないことは無理もないことと言えますが、読まずに理解された気になるのは早計ですよ。

>原則的には凶暴な猫を治療する方法はないとしていますが、主人公が猫の飼い主に要求した治療金額は5万円ですが、そのお金には条件がついていました。その条件というのが、お話の肝心な部分とも言えます。

この条件こそが、問題解決の方法であって、お話の中で凶暴なペルシャ猫が人間を咬まなくなった理由ですから。
また、主人公のドリトル先生は、猫に対して「咬む」ことの治療や矯正は一切しておりません。ドリトル先生がやった事は凶暴な猫の飼い主に対してのことだけです。これは事の本質が猫にあるのではなく飼い主にあるからに他なりません。
このコミックで次々と奇跡を起こす獣医師という謳い文句は、「飼い主に厳しい悪徳(?)な凄腕獣医師」という点にあるのです。動物の起こしている問題というのは、実は飼い主を写している鏡に過ぎないというのが原作者の言いたいことなのでしょう。
飼い主を治療しない限り問題の解決はない、普通の獣医師であれば依頼者である飼い主の機嫌を損ねてまでことはやらないから治療できない。ドリトル先生は、自分に自信があるのか、はたまた、飼い主の代わりに弄繰り回される動物を哀れんでか、とにかく飼い主に厳しい。だれも踏み込もうとしない部分までやるから、問題を解決できるという筋立てです。

>私も「動物よくある相談」の方で、うまく矯正できない原因に少し触れておりますが、「獣医ドリトル」の中でも、同じ点に原因があるとしているようです。猫に対しての治療法はなくても、飼い主に厳しい獣医師であれば、対処法はあるのかもしれません。

「獣医ドリトル」の原作者の身内には現役の獣医師さんがおられるようです。その先生が陰のドリトル先生ということになるのでしょう。その陰のドリトル先生と同じような点が私も日頃気になっています。陰のドリトル先生は、コミックの中のドリトル先生を介して、そこを訴えている、せっかくだから私もそれに便乗しているということになります。
直接には角の立つことを言わないようにして、コミックの方にお願いしていることになります。

>猫に「ノー」を教える方法があるかないか、コミックを御一読願うのもよいかもしれません。ただ、読んで同じ方法をとっても、おそらくは失敗するかもしれません。それは、猫に対しての話ではない点を理解しないとならないからです。

ということで、しつこく何回も猫ではなく、飼い主である人間の話だということを繰り返してきているわけです。
咬みつき猫を変えることが出来るほどに、飼い主が変る事ができるというのも一夜では無理です。理解したつもりになるというのも困るのです、猫が変るまでできて、初めて飼い主も変わることができたと言える訳ですから。
猫に強く「ノー」と伝えるだけを理解されていたのなら、猫を虐めるだけになりかねません。原作者や陰のドリトル先生、そして私の伝えたかった事を正しく受け取って欲しいと願っています。

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