今、作物として栽培されているイチゴは日持ちがよいように酸味の強い品
種が主流ですからね。
昔のイチゴ程甘くないです。我が家でも、甘い品種を作り続けたかったの
ですが、イチゴは病気にとても弱く、ウイルスフリーの苗でないと、たち
まちやられちゃいますしね。種苗業者の方でその品種を維持してくれない
と農家には手に入りません。
＃　自分で継代しても　すぐに病気なってしまうので、数がそろわないの
　　です。

肥料もすごく必要なわりに、追肥をやるとすぐに葉が焼けてしまうし。
それでもベランダ園芸なら、素人でも、ちゃんとできますよ。
苗も「太郎苗」ではなく、「次郎苗」を選ぶのがポイントです。これは
ランナーから伸びてできた株の二番目のものということです。
一番目の太郎さんは、実がたくさんなりますが、小さいものになりがち
です。次郎さんは、数はたくさんなりませんが、大きな実をつけます。
大きな実をたくさん欲しい時は、次郎苗をたくさん植えるということに
なります。
農家では、購入したウイルスフリー苗を苗用の高冷地の土地へ植え付け
て、ランナーから多くの次郎苗をとります。そして、その次郎苗を冷蔵
庫へ１〜２ヶ月入れて「人工的な冬」を経験させてから、クリスマスに
あわせて圃場に植え付けます。
植えつけにも、苗には正面と裏があるのですよ。これを考えないで植え
ちゃうと摘み取りが面堂になります。

私は山羊の乳で育てられ、蚕とイチゴに大学へ行かせて貰いましたから
、まあこれくらいは発言しておかないとイチゴに申し訳がないです。

それでも、全然ハムスターの話になっていないですね。どうも、失礼し
ました。