今日はうちの『もなか』(ジャン・ブルーサファイア♀１歳１０ヵ月)について書かせて頂きます。
この子は若年に、ちょうど人間で言う首の後ろあたりがハゲては治るを繰り返す脱毛に悩まされ、それも治った頃、８匹の子宝を授かり一匹も欠けること無くみんな立派に育ててくれました。
繁殖前、４０gあった体重も離乳時には２７gまで減るほど頑張ってくれたのです。８匹の子ハム達のパワーは凄まじく、授乳時なんかはもみくちゃ状態でしたから。
離乳後、体が繁殖前の状態に戻るまでには３ヵ月ほどかかりました。
やっと元に戻ったと安心した頃、左足付け根付近に腫瘍が出来、病院で緊急手術を受けたんです。
幸い手術も無事成功し、予後の回復も順調で、組織の病理検査の結果も良性だったので一安心でした。ちょうど一年前の事です。
それからは何事も無く平穏な生活を送っていたのですが、２ヵ月ほど前に白内障になり始め、治療と言うか進行を遅らせる点眼薬で完全に失明するまでの時間が少しでも長くなる様に願っています。
そして２週間ほど前、今度は耳の中側に腫瘤が出来ているのを発見。。
抗生物質で内科的療法を試みましたが効果は見られず、明日病院で今後の事を相談してきます。

今回は正直、即外科的療法に踏み切る決心がつきません。１歳１０ヵ月と高齢な事、腫瘤をかかえながらもQOL(クォリティー　オブ　ライフ)に全く変化が無い事で迷っています。
仮に悪性の腫瘍だった場合、何かしら変化があってからではすでに手遅れの可能性も高いだけに、本当に迷っています。
全ては明日先生と相談して決めると思います。

もなかは本当に色んな意味で僕にハムスターというものを身を持って教えてくれています。
そんな彼女にとって何が最善の選択なのか、十分考え、答えを出してきます。