獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-199807-16

RE:うさぎが病気です
投稿日 1998年7月8日(水)14時32分 くまこ

おにぎりさん、こんにちは。
うさぎさんが乳腺腫瘍とのこと、戸惑いをお察しいたします。
うちはの子は乳腺腫瘍になったことはないので、何もアドバイスできなくて、ごめんなさい。
「入院や手術はかわいそうだから、なるがままのほうがいい」という周りの方の意見を見て、色々思いました。
私も、自分のうさぎが、もう治る見込みのない不正交合で手術をするとき、親からそう言われたので・・・。
でも、その腫瘍を取り除けば、乳腺腫瘍は完治して、当分健康な生活を送れそうだ、という状況であれば、
私なら手術したいです。
病気になったら、それが寿命だから 何もせず自然に暮らさせる方がいい、という意見もあるけれど、
ペットとの距離が物理的にも心理的にも急速に小さくなり、愛情や思い入れもより深まった今、
処置をすれば治る病気をそのままにして寿命を短くする、というのは
悔やんでも悔やみきれない気がします。
私みたいな一人暮らしにとっては、うさぎちゃんはもはやペットというよりも、
友達であり、相棒であり、姉妹であり、子どもでもある、というような存在なのです。
だから、自分にできることなら、なんでもしたい、ハーブだろうが漢方だろうが、民間療法だろうが、なんでもしたいです。
こんなこというと、ペットとの距離をうまく保ててない、と言う人もいますが、
これが自分の子どもだったら、(まだ持ってないけど)、名医を探してかけずりまわると思うし・・・
でも、その一方で、動物自身の手術の痛みや負担を考えると、悩んでしまいますよね・・・
そういう私も、自分のうさぎが完治しない病気ながら、2度目の手術をし、
今後も何度、どういう時間的間隔で手術が必要になるか分からないという現実にぶつかり、悩んでいます。
手術して、何ヶ月か収まって、また悪化して、手術して、という生活が、
うさぎにとって、幸せなのか?私の自己満足ではないのか?と思ったりします。
手術の負担は確かにあっても、手術してすることで腫瘍がもたらす苦痛を取り除けることができるかもしれません。
手術をするなら、病状がなるべく進まないうちに、うさちゃんも体力が少しでもあるうちにしてあげたいですね。
それから、麻酔の危険性を含め、お医者さんとしっかりインフォームド・コンセントできていることが、とても大切だと思います。
信頼出来るお医者さんならば、きっときちんと説明してくれると思いますし、
仮に万一なにか不幸な事態が起こっても、すこしは納得できるのではないかと思います。
どうするか決断するのはとても難しいですね・・・でも、それを決められるのは飼い主さんだけなので、
納得出来る決断がくだせますよう、お祈りしています。

なんだか、何にも役に立たないレスになってしまいました・・・ごめんなさい
皆さんは愛するペットの手術や治療にたいして、どう思われますか。

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