獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-199905-40

膿との付き合い方(長くてスミマセン)
投稿日 1999年5月11日(火)11時27分 くまこ

悩みますよね・・・うちも闘病生活1年になりましたが、完全に気が晴れる日はありませんでした。
手術するかしないか等の決断は自分一人にのしかかってくるし、決断しても「本当にこれでよかったのかな」と心が揺らぐし・・・
もうこれは運命と人生勉強だと思って、あんまり気負い過ぎずに病気と付き合っていくしかないのかなと思っています。

膿がどこに溜まったか、どれくらいのレベルなのかにもよりますが、うちの場合は
「病状は最終段階で明日をも知れないレベル」&「歯茎全体と特に目の下に膿がたまる」という、最高に難しい状況でした。
で、完治は到底望めないので、とにかくクオリティ・オブ・ライフの現状維持を目指したのでした。

最初は、ヒドイ状態の歯を抜いたり、抜いた跡(歯茎)から膿をかき出したり、という大きい手術は、大幅な改善になると同時にほっとくとヤバイ状況になるということでやるしかありませんでした。
それを2回やりましたが、膿が溜まるのを完全に阻止することはできず、スピードダウンするくらいしかできませんでした。
もともとそうなることは分かっていたのですが、手術をすることが「病状の大幅な改善」から「延命措置」になってきたことに疑問を感じはじめ、こういう大きな手術をすることはやめました。
その後も膿はたまるので、局所麻酔で頬を切開して膿を出す、という方法を取りました。この方がうさぎの負担が少ないからです。
それを1 5か月おきに4回ほど行っているうちにまたもや疑問を感じました。
この排膿が 人間が思っている以上にうさぎにとって負担になっているのでは?ということと、ずっとこのような方法で延命するのはうさぎにとって幸せなのか?という疑問です。
それを悩んでいるうちに、自宅で膿が破裂しました。
しかし、これがいい方向に転び、自宅でも病院と同じような手法で、しかも本うさぎの負担が少ない(自発的に膿が出る)状況で排膿することができるようになりました。で、今に至っています。
今のところは 排膿はそれで事足りていますが、外に向かっていた膿が口の中を圧迫するようになり、よだれが出るようになったことや、
鼻腔を圧迫するので呼吸が難しくなりつつあること、など病状は確実に進んできてはいます。

獣医さんは 行う行わないに関わらず、可能な限りの手術やケアの方法を提案してくれて、十分相談して結局は自分が決めたので 悔いは残りませんでした。
「自分の飼っているうさぎだったらこの手術をやってみますか」と聞いたりもしました。(かわいそうだからしたくない、と言われたこともありました)
人間の場合も、末期医療段階で 先端治療に賭けてみたい人と余命が少なくても静かな生活をしたい人がいますよね、私は後者です。
なので自分のうさぎにもこういう選択をすると思います。
同じ病院で同じ病状の他の飼い主さんでも、歯を全部抜いて排出した人と、何にもしないで自然に任せる人(この場合はあごに膿が溜まった)がいるようです。
どっちも愛うさの事を考えた選択だと思うし、飼い主の人生観を反映しているんだろうなと思います。

何匹か飼ったり 見聞きしたりすると、それぞれの生命力とか運命があるんだなぁと実感することがあります。こんな食生活でこんなに長生きしてるなんて!とも思うし、ちゃんとしてるのにどうしてこんなに早く?と思ったりもします。
うちの場合は 牧草をあげていなかった飼い主に大いに責任があるので運命とは言えないのですが、こうなった以上は 飼い主からみて、余命に関係なくできるだけ苦痛のない生活をさせたいと思います。
なので、長生きして欲しいからという理由での治療はしないつもりだし、大幅に状況が改善されるとしても負担が大きい処置ならばしないかもしれません。

ええと、ぜんぜん参考になってないのですが、
もこもこちゃんの飼い主さんが「これはもこもこちゃんにとって幸せなのか?」と考えてみるしかないのではないでしょうか。
その基準は各飼い主さんの心の中にあって、それがどんな選択であれ、愛うさちゃんのことを考えた結果であれば、その飼い主さんとうさちゃんにとってはそれがベストの選択なんじゃないかなと思います。
もこもこちゃんのことを一番分かっているのはその飼い主さんですから・・・

>はやしゆうこさん
ほんとに野菜の量を多くするとエンゲル係数が上がりますよね〜。計算したくないくらいです〜。
それを考えるとペレットってホントに便利。欠けてる栄養素の心配もしなくていいし。
ペレットと水とたまに野菜をあげてればいいと思っていたあの頃・・・なんて楽をしていたんでしょう。
(もう2度と戻る気はない暗い過去だけど。。。)

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2022 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。